
≪あまつひ椿樹≫かたちを変えて繋がる想い・・・
おはようございます!
昨日は湯呑みのストーリーについてお話しさせていただきました。
今日はその、新しい湯呑みを見つけたお店についてお話しをしようと思います。
車で少しの距離を走って見つけたこのお店は、
東海道沿いにある創業100年を誇る、老舗の器屋さんでした。
歴史を感じる木製のサッシ扉を開けると、奥に座ったご主人が
「いらっしゃいませ、よく来てくださいました」
と声をかけてくれました。
そのご主人がとっても温かい雰囲気の方で、
何と温かいお茶まで淹れてくれたんです。
器を見に来たつもりが、まさかのお茶のサービスにびっくり!
「まぁ、座って飲みなされ」
と言ってくれたので、早速一口。
すると、そのお茶がものすごく美味しい!
驚くほど美味しくて、思わず
「これ、何のお茶ですか?」
と尋ねてしまうほどでした。
すると、ご主人は
「これはうちのばあさんが4種類の茶葉をブレンドして作ってるんですよ。自慢のお茶です」
と教えてくれました。
納得、まさに「美味しい!」と感じる味わいで、
とても幸せな気分になりました。
お茶をいただいた後、ゆっくりと店内を見させていただきます。
店内には、全て日本製の器が並んでいて、
どれも温かみを感じるものばかり。
商品を見ていると、ご主人が「それは○○でねぇー…」と、
器の特徴をひとつひとつ説明してくれました。
まるで、その器の生い立ちを聞いているようで^^
家にある欠けた小鉢や、あまり気に入っていなかった器を替えようと、
いろいろと見繕い、購入することにしました。
購入後、ご主人が
「私は普段は店番をしていないんだけど、今日はばあさんがいないから新米の店番なんだよ」
と笑いながら話してくれました。
まるで、長い付き合いがあるかのように気さくに話してくださり、心が温かくなりました。
その後、ご主人とお話をしていると、奥さまがご帰宅。
とても仲が良さそうな素敵なご夫婦で、お話好きなところがまた魅力的で。
お店の雰囲気は、どこか穏やかで温かく、
商品そのものだけでなく、そこにいる人々の心が感じられるような気がしました。
何が売られているかも大事ですが、
誰が売っているか、ということがとても大切だなと実感しました。
お店の波動や、そこで働く人々のエネルギーが商品にも影響を与えますもんね。
素敵なお店に出会い、
新しい器を迎えることができたので、
これからまた、この器たちと新たなストーリーを紡いでいくのを楽しみにしています。
皆さんも、器を選ぶときやお店に足を運ぶとき、
その背景にあるストーリーや、誰が作ったか、どんな想いで作られたのかを感じてみてください。
きっと、素敵な出会いが待っているはずです。
それでは、またあした。
椿樹(つばき)

あまつひ 椿樹

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