あまつひ 椿樹

≪あまつひ椿樹≫「ママ、庭に草植えといたよ!」息子の“天然養殖作戦”

おはようございます。


今日は、日常のお話を。


これは、昨日のできごと。
私は、家の2階で仕事をしていました。


窓から外を見ると、
公園の方から、何やら両手いっぱいの植物を抱えて
家に走ってくる息子が見える。


すごくほこほこした顔をしている。
なんだかちょっと、嫌な予感(笑)


仕事を終え、リビングに降りていくと、
やり切った顔の息子が近づいてくる。


「ママ!庭に、イネ科の草植えたんだ!
 これでバッタがたくさんきてくれると思って!」


(え?!草を植えた?!
なんでそんなことするの、今すぐ抜きたい…)


でも目の前には、
やり切ってキラキラ希望に満ちた目の息子。


(かわいい…)


「じゃ、じゃあ、ママ草が増えるのはやだから、
 他の草は抜いといて!」



庭にイネ科の雑草が植樹された
 +
他の雑草を同じだけ抜いた
 
=現状維持


精一杯の妥協案。


男の子って、想像を超えてくる。
でも、バッタが家にきてほしいから、
バッタが食べる草を、公園から植え替えるこの発想、
私の遺伝子を感じた(笑)


結構長い草を抜いてきていて、
抜くときに何回もひっくり返ったのだとか。
全身土まみれになってた。


1か月後に、
庭をぴょんぴょんバッタが飛んでいたら、
すごーく嫌なんだけど、
きっとすごい喜びようなんだろうな…


ちなみに、
ここまで書いて、
息子は“バッタが好きだから”
イネ科の草を植えたと思うじゃないですか?


確かにバッタも好き。
でもこのバッタホイホイ作戦は、
うちで飼っている【カナヘビ】のため。


そう、要は【カナヘビ】のごはん。


カナヘビのごはんを、
家で“天然養殖”しようという、
7歳児の思いつきなわけです。


こう書くと、一気に現実感(笑)


で、私が許容したのも、可愛い息子のためでもある。


と、もうひとつ、
生き物オンシーズンの6月~11月ごろまで、
ほぼほぼ毎日公園に、
トンボやバッタとりに付き合っていたから。


天然養殖案は、
画期的な思いつきだと、ちょっと私も思ってしまった(笑)


虫や生き物が好きって、
夢中で追いかけては捕まえて、
種類を調べて、飼い方を調べて、
とってもいい興味だと思う。


去年から虫棚というものが設置され、
3段の長いアルミラックに、


ニジイロクワガタ♀、
コクワガタの幼虫、ニジイロクワガタの幼虫、
カナヘビ、が現在、同居中。


ここから夏に向けて、ケースが増えていく。


そして、この【カナヘビ】が、
うちにきた経緯もちょっとしたエピソードがあるので、
明日はそのお話をさせていただきますね。


では、またあした。


 椿樹(つばき)

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