≪あまつひ椿樹≫「大人になるほど、名前で呼ばれなくなる不思議」
おはようございます。
今日もブログを読んでくださって、ありがとうございます。 今日は「人の呼び方」について、少しお話させてください。 私は、初めてお会いする方とお話をするとき、 特に女性の方にはできるだけ「下のお名前」でお呼びするようにしています。 それは、単に距離を縮めたいからとか、 フレンドリーにしたいという理由だけではありません。 こんなことを感じたことはありませんか? 大人になると、苗字で呼ばれる機会がどんどん増えていきますよね。 仕事では「○○さん」、結婚をすると「○○さんの奥さん」。 業者の方からは「奥様」や「奥さん」と呼ばれることも。
そしてお子さんができると、 「○○くんのママ」「お母さん」と呼ばれることが多くなります。 それって、自然なことではあるんですが——
気づけば、自分の“名前”で呼ばれる機会がどんどん減っていく。 私自身、ふとしたときに 「私にもちゃんとした名前があるのに、最近呼ばれることが減ったな…」 と感じたことがありました。 まるで、自分という存在が“役割”に塗り替えられていくような、そんな感覚。 でも、結婚しても、子どもを育てても、仕事をしていても、 「私は私」であることに変わりはないですよね。 だからこそ、私はお名前で呼ばせていただくようにしています。 ご自身の名前で呼ばれることで、 「あ、私ってこういう人だったな」 「そうだ、私、○○って名前だった」——
そんなふうに、少しでも、 ご自身の“輪郭”を感じていただけたら嬉しいな、と思うんです。 名前には、その人らしさが込められています。
それぞれに意味があって、 きっと名付けられたときの思い出やストーリーもある。 誰にどう呼ばれてきたかの記憶も、一つの宝物です。 だから、どうかご自身のお名前を大切にしてくださいね。
名前を呼ばれることは、 自分自身を肯定されることにもつながります。 今日も、あなたがあなたであることを忘れずに。
心から応援しています^^ では、またあした。 ごきげんよう。 椿樹(つばき)
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あまつひ 椿樹

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