
≪あまつひ椿樹≫「家の中でできるアーシング、い草ラグを迎えて」
おはようございます。
椿樹です。
先日、わが家に新しいラグをお迎えしました。 国産い草100%のラグ。 もともとは気に入った絨毯を使っていたのですが、 猫の毛が入り込んだり、子どもが外から持ち帰ってくる砂が繊維の奥に入り込んだりして… 掃除が大変だったんです。 掃除機をかけてもすっきりしないし、コロコロを使っても限界がある。 衛生面でも、部屋の気の流れも気になってました。 「もっと掃除がしやすくて、気持ちよく過ごせるものないかな~」と。 それにもうひとつ、「家の中でも寝ころんでアーシングができたらいいな」 というのも、ふと浮かんでたんです。 裸足で自然に触れることがなかなか難しい中で、 自然素材のものを家の中に取り入れたら… 日常の中に安心感を持ち込みたかったのですよね。 麻のラグを探していたのですが、なかなか条件に合うものが見つからず…。 そんなとき、国産い草100%のラグを見つけて、 「これだ!」とワクワクしました。 い草といえば、昔から日本の暮らしを支えてきた素材。 畳の原料として、平安時代から現代まで長く使われ続けています。 い草は丈夫で、調湿性があり、夏はさらっと涼しく、冬はほんのり温かい。 日本の高温多湿な気候に合った、とっても理にかなった素材なんですよね。 そして、い草の香り。 嗅ぐと懐かしい気持ちになりませんか? この正体は「フィトンチッド」と呼ばれる成分で、森の中の香りにも含まれているそう。 森林浴と同じように、リラックス効果や集中力を高める効果があるといわれていて、 ストレスを和らげ、自律神経を整えてくれる働きも期待できます。 い草に寝転ぶと、どこか懐かしく落ち着く感覚になるのは、 この香りが、人間の心に自然な安らぎを与えてくれているからかもしれませんね^^ また、い草には空気を浄化してくれる作用も。 二酸化窒素や有害物質を吸着する働きがあるため、 室内の空気をきれいに保つサポートをしてくれるんです。 湿気を吸ったり放出したりする調湿効果もあるので、 ジメジメしがちな梅雨の時期にも心地よく過ごせますね。 昔から日本の家屋に畳が欠かせなかったのは、 こうした機能性の高さがあったからなのでしょう。 ラグとして取り入れることで、干したり裏返したりもしやすいし、 日々のお掃除も楽になりました。 子どもがごろんと寝転がっても、猫が走り回っても、気にならない。 むしろ自然の素材だからこそ「一緒に生きている」感じがして、 家の中の空気まで軽くなった気がします。 人工的なものに囲まれた現代の暮らしに、 い草のような自然素材をひとつ取り入れるだけで、 家の中の心地よさがぐんと変わりました。 寝ころびながら香りを吸い込み、 「あぁ、欲しかった安心感ーー」と感じる毎日です。 小さなことですが、自分と家族が心地よく過ごせる工夫のひとつとして、 大切にしていきたいなと思っています。 では、また。 椿樹
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あまつひ 椿樹

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