≪あまつひ椿樹≫「忙しいって、心を亡くすこと」
おはようございます。 椿樹です。 12月。 師走に入ると一気に年の終わりが近づいてきて、 気づけばなんだか気持ちまで慌ただしくなりますよね。 私自身、先週から続いていた不調に気づきつつも、 予定をこなすことを優先して、どこか見ないふりをしたまま日を過ごしていました。 なので昨日は久しぶりに「何もしない」と決めて、 身体も頭も休めるために、 ほとんど一日をパジャマで過ごしていました(笑) お仕事をされている方も、 家事や育児をされている方も、 “忙しい”という感覚は日々あると思いますが この“忙”という漢字。 心に亡と書くように、心がどこかに行ってしまう状態なんですよね。 ただただ予定が詰まっているというよりも、 “やらなきゃいけないこと”だけに自分が引っ張られてしまっている時に、 心が亡くなる感覚になるんだと思います。 「忙殺」という言葉まであるくらい、 昔の人は心が追い込まれる状態をちゃんと言葉にして、 後世に残してくれているのかもしれません。 本当はやりたくないこと、 無理して続けていることがあるのに、 それを“仕方ない”と飲み込んでいると、 知らないうちに自分の心の声が届かなくなったり、 何に違和感があるのかすら分からなくなってしまうことがありますよね。 なので忙しいときほど、 「これは私が本当にやりたいことで忙しいのか?」 「それとも、やらなきゃいけないことで埋め尽くされているだけなのか?」 と立ち止まってみることが大切なんだと思います。 少し勇気がいるけれど、心に亡を作らないために、 ほんの少しでも“休む自分”を許してあげる。 それが、自分を擦り減らさずに生きるための、 ひとつの知恵なのかもしれませんね。 だからこそ、 12月のこの時期は、ほんの少しだけ立ち止まってみたいですね。 忙しさに飲み込まれる前に、 「私は今なにを大切にしたいのか」 「どんな時間を生きたいのか」を、自分の心に問い直してみる。 やりたいことを後回しにしているなら、 小さくてもいいから、その時間を自分に戻してあげる。 心を亡くさないために、心に戻っていくために。 忙しさの中にも、あなたのペースを取り戻せますように。 では、また。 椿樹
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あまつひ 椿樹
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