
≪あまつひ椿樹≫「情熱が焦がすとき――“火”を調える心の五行」
おはようございます。
椿樹です。
最近思うことがあって。
人を見ていると、“この人は水っぽいなぁ”
“あ、この人は木も感じるなぁ”
「陰陽五行」
というものを聞いたこともおられるかと思いますが、
自然界のなかにあるもの。
五行、“木火土金水(もっかどごんすい)”
そして、陰(月)と陽(日)
あれ?どっかで見たことのある、
月火水木金土日。私たちが日ごろ使っている曜日にも、
使われていますね。
で、この五行はそれぞれが関係しあっているわけですが、
どれかが強すぎると何かを壊してしまう、
消滅させてしまうこともある。
その中のひとつ、
“火”って、日ごろからお料理に使ったり、
寒い冬に身体を温めてくれたり、
人間の生活にも、地球においても、熱を生み出してくれるもの。
でも強すぎたら?
全てを焼く尽くしてしまうものになる。
これを1人の人として見たとき。
熱い想いのある方が、その情熱を、
自分を守ることや、誰かを守ることに強くしすぎると、
全ての関係を焦がして、攻撃的になってしまうんだなぁと。
戦っているんですよね。
そして、自分と大事な人を守るための強い火は、
相手だけでなく、自分や大事な人までも
火傷を負っているように見える。
攻撃しているけど、何だか痛々しい…
そしてその火をおさめてくれるのは、“水”の存在。
でも、その水を受け取ることはせず、
というか、受けとり方が分からない。
自分の中にある木(氣)を火のなかにどんどんくべて、
戦おうとする。
人の気質のなかに五行が見える。
燃え盛った火のあとには、自然界でも
“金(鉱物)”が生まれる。
宝ですよね。
戦ったあとの気づきもあると思う。
だけど、自分をすり減らす戦い、
ちょうどいい塩梅が自分のなかにない、
知らないだけなのかもしれない。
水や木が育つのには、ゆっくり時間をかけて長い年月がかかる。
水や木は、たくさんの命を支える。
土は、その木を育ててくれ、
水をキレイにして、地中に保水もしてくれている。
人間の身体を構成する水分は約70パーセントくらい?
地球上の海の面積も同じくらい。
人間がかく汗はしょっぱい。
人間は小さな地球、宇宙ですね。
土が整っていれば、水分を保つことも、
木が育つこともできる。
木を火で燃やすことで、土に栄養を与えることができる。
そこには金が。
人間も同じ。
土台が整っていれば、潤いもあるし、氣が育つ。
情熱の火加減を調節しながら。
そこに、金、宝が生まれてきますね。
私のお肌、乾燥気味。
火と木のくべ方、使いかたのバランスかな(笑)
この火の使い方、
極度に燃やしている方がいたことから、
感じて、考えたことでした。
地球も人間も、土を大事に、
水や木を育てていけたらいいですね。
では、また。
椿樹(つばき)
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