≪あまつひ椿樹≫「手と間をかけることで、満たされるもの」
おはようございます。
椿樹です。
昨日、久しぶりに“コロッケ”を作りました。
コロッケってみなさん作りますか?
メインのおかずにはなるけど、
ジャガイモを蒸してつぶして、
そこにひき肉と玉ねぎをみじん切りにして炒めたものを混ぜて、
さらに成形して、パン粉をつけて…
これだけの工程で一品なんですよ!
コロッケだけというわけにもいかないから、
他も作る必要があるわけで…
よっぽど、時間と心に余裕があるときでないとできないものを、
昨日作ってみたんです。
“手”つぶす、混ぜる、整える、もかかるし、
“間”時間もかかる。
いつもごはんを作る時って、ぱぱっとつくれるもの、
一品で、たんぱく質と野菜が取れるもの、とか
いかに簡単に美味しくできるかを考えるんです。
毎日のことだから、自炊を継続するためにも
その概念とスキルは大事。
ですが、“手間”をかけることも悪くないな、
って昨日思ったんです。
美味しくできるかな~、
ほこほこのジャガイモをつぶしている時の香りだったり、
ひき肉と玉ねぎを炒めている時の音だったり、
それを合わせて混ぜたときに味見をしてみたり…
そしてそれを優しくまるめる。
丸くするんですよね。
『マを統べる』っていう言葉がなんとなく浮かんだんです。
手と間をかけることでの、エネルギー。
それを丸くして、パン粉で閉じ込めて、
火を入れる。
揚げたてって、中があつあつで、
それを自分で噛んで、腹におさめる。
あえて意味を含んだような文脈に書いてみましたが、
そのくらいエネルギーの込められるもの、
エネルギーをいただけるもの。
そんな風に感じました。
“手”をかけるというと、
せわしなく、少しインスタントな雰囲気ですが、
“間”をかけるということで、
そこに現れるものが大きく変わる感じがします。
子どもに対しても、
手をかける、できていないことをやってあげる、
宿題に手入れする、出しっぱなしのものを片づける。
そこに間が入ると、
関わり方や、心持ちが変わりそうですね。
“手間をかける”
あえてやってみることで、
新たな発見があるかもしれませんよ。
では、また。
椿樹
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