≪あまつひ椿樹≫「熱を出す身体は、あなたを守っている」
おはようございます。 椿樹です。 先週から、子どものインフルエンザ、そして学級閉鎖により、 動きが止まっているこのごろ。 小学生になり、ぐっと熱を出すことが少なくなった息子。 保育園、幼稚園年中くらいまでは、 毎月のように40度を超える発熱をしていた子でした。 今回、久しぶりに40度近くの熱が。 高熱時はだるさやしんどさがあるものの、この高熱を出すことって そう悪くないことだと思っているところがあって。 今回もですが、熱がおさまったあとの息子は機嫌がすこぶるいい。 発熱は、ウイルスが熱を出させている訳ではなくて、 入ってきたウイルスをやっつけるために、 身体が防衛として、熱を出しているんですよね。 高熱が出るということは、戦闘力の高さでもある。 そしてこの高熱でウイルスをやっつけ、排出するわけですが、 人の身体には、排出されずに溜まっている感情もあるわけで… その排出されない感情がストレスや思い込みになり、 引き起こされる不調もあります。 高熱はウイルスをやっつけるためのものですが、 動くことができなくなり、身体も頭も静止され、 あまり食べられなくなることで、消化の必要がなくなる。 日ごろ使われている機能が静止した状態で、 焼き畑のようなことが熱によっておこる(私の勝手なイメージ) そうすると? ゆっくり鎮火しながら、豊かなまっさらな土壌ができあがる。 白血球がとか、マクロファージがとか、 はたらく細胞で見た知識でもイメージしやすいですが、 あたり一面焼き尽くして、 身体のなかの不要なものを一掃してくれる、 “ゴミ収集車” 私のなかの高熱のイメージは、こんな感じなのです。 そんな私は、昔からあまり熱の出ない子でした。 正確に言うと、熱が出せるほど体力のない子どもだった。 低体温で、生きる気力もそんなになかったと思うんです。 それが、去年、 インフルエンザに罹り、40度近い熱にうなされ、 丸2日寝込むことに。 今が朝か夜かも分からないまま、主人が水分だけは持ってきてくれて、 寝尽くしたあとに食べたりんごが、 びっくりするくらい美味しかったことを覚えています。 そして、熱が下がったあとの身体が、すごく心地よかったんですよね。 だるさはあるんだけれど、 寒さやぞわぞわする感覚が一切なく、 内側からあったかい感じ。 身体も頭の感覚もスッキリしていました。 “熱を出す”って、予定は狂うし、悪いイメージもありますが、 自分自身の強制アップデートだと思えば、 身体が私を想って働いてくれている、 なんだかありがたいものだなぁとも思うんです。 いたわってくれている、私の無意識さん。 あなたの身体も、守ってくれていますよ。 では、また。 椿樹
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あまつひ 椿樹
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