
≪あまつひ椿樹≫「目に見えないけど確かにある、空気のエネルギー」
おはようございます。
椿樹です。
この週末、毎年恒例のぶどう狩りで、八ヶ岳まで旅行に行っていました。
そこで感じた、空気の違いについて。
八ヶ岳へ着き、
宿へ行く前に、いつも寄っていくコンビニへ。
ここは標高800メートルくらいだろうか。
蒸し暑さはないにしても、日差しが強く、
駐車場にいるとじりじりくる暑さ。
そんな駐車場で、息子がコクワガタが動かなくなっているのを見つけた。
『わー!この辺クワガタがいるんだ!』
とワクワクして、宿に向かう。
車で5分ほどで到着。
こんにちはー!とあいさつし、
今回は2年ぶりだったので、
大きくなった息子と
オーナーが話しをしている。
『さっきね、コンビニにコクワガタがいたんだけど、
ここにもいるの?』
『ここにはいないんだよー!
昔は大泉のチベットって笑われたくらいだからね!』
車の移動で5分、数百メートルの標高の違いで、
住む生き物が変わる。
でも確かに、この距離で、
体感としての空気感もまるで変ったんです。
湿気の少ないカラッと感と、空気の密度が濃いような
それでいて重たくなく、
色で表現するなら、コバルトブルーのような…
静岡県とか山梨県に来ると、
愛知県との空気や空間の違いをいつも感じるんです。
同じように空が大きく見える開けた場所にいたり、
標高の高いところにいても、
何か、静岡や山梨の方が、空間が大きくて、
スケールの大きさを感じる。
でっかいなあ~っていつも思っていた。
その感覚を何気なくつぶやSNSを見てくださった方DMをくださった。
“山の高さ、海の深さが、パワーの塊”じゃないかと。
ナチュラルキラー細胞も40%増えるとか。
水が澱まず、循環しているから!
これを聞いて、すごく納得したんですよね、
そうか、高さと深さか!って。
そして、こうも教えてくれました。
“長野県の木こりさんによると、
山の中と山の裾で空気の味が違う”と。
そう、この日宿に行く前に、
標高1500メートルくらいの牧場へ寄っていったんです。
その牧場へ向かう途中、1300メートルくらいのところで、
空気がガラッと変わる場所があったんですよね。
窓を開けて車を走らせていて、
主人も息子も急に、寒っ!と言い出した地点。
涼しい夏の高原から、秋ど真ん中に急に変わった。
でもそこで、もうひとつ不思議なことが。
匂いが変わったんです。
どこにもお花は咲いていないのに、
スギやヒノキの針葉樹の香りなんだけど、
すごく甘い香り。
いい匂いー!
車から鼻を出して、息子と2人で喜んでいました。
でもその香りは、ある地点だけで、
もう少し上ると、また違う空気になる。
牧場へ着くと、そこはまた大きさ、
こういうのを悠大って表現するのでしょうが、
そこには、ただ視覚での規模の大きさだけでない、
大きさや、浅くない感じ、濃さとか深さ。
これがエネルギーの大きさなんでしょうね。
目に見えないものを
表現する語彙が欲しいと思ったいま(笑)
この目に見えない空気感の違い、
エネルギーの違いを、虫たちは感じとって、
自分に合った場所で住んでいるのでしょうね。
昨日名古屋へ帰ってきて、荷物を降ろしながら
あまりにも暑く湿気も多い。
『ここ、人間が住む場所じゃないんじゃないかなー?』
と主人に言うのでした。
人間にも住むべき土地がある?
住む場所は選んだほうがいいのではないだろうか?
だから、感度がいい老夫婦は、
移住を考えたりするのかもしれないですね。
とはいえ、寒い土地は苦手なので、
エネルギーの大きな
夏は涼しい避暑地、
冬は暖かい土地で住めるような将来、いいですね。
では、また。
椿樹
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