あまつひ 椿樹

≪あまつひ椿樹≫「自分でも知らない心の中」〜フロイトが見つけた“潜在意識”ってなに?

おはようございます!


今日は、生涯をとおして「無意識(潜在意識)」の研究をされた
オーストリアの心理学者、ジークムント・フロイトの誕生日だそう。


朝、それを目にしたので、
今日は潜在意識について。


「自分でも知らない心の中」〜フロイトが見つけた“潜在意識”ってなに?


「なんでかわからないけど、イライラする」
「気づいたら、同じ失敗をくり返してる」
こんなこと、経験ありませんか?
実はこれ、自分でも気づいていない“心の中の力”が関係しているかもしれません。 それを「潜在意識(せんざいいしき)」と呼びます。
この考え方をはじめてはっきりと提案したのが、 オーストリアの医者であり心理学者でもあった ジークムント・フロイトという人です。 「意識」とは、今の自分がハッキリと気づいている心のこと。 たとえば「おなかすいたな」とか 「明日のテストが心配だな」と思っている、 その気持ち。 一方で、「潜在意識」は、自分でも気づいていない心の中。
たとえば、小さいころに言われたキツい一言とか、 忘れてしまったように見えるイヤな思い出。 それが心の奥にたまっていて、 知らないうちに今の気持ちや行動に影響を与えるんです。 フロイトは、「人の心は氷山みたいなものだ」と言いました。
海の上に出ている部分(=意識)はほんの少しで、 大部分は海の下にかくれている(=潜在意識)というのです。 なんでそんなことを考えたのか? フロイトが医者として患者を診ていたとき、不思議なことに気づきました。
身体に異常がないのに、 話せなくなったり、歩けなくなったりする人がいたのです。 原因を調べていくと、 心の奥にしまいこんだつらい記憶や感情が 関係していることがわかりました。 そういう思い出は、つらすぎて忘れたつもりでも、 ちゃんと心の中に残っていて、別の形で出てくる。
フロイトは、それが「潜在意識のしわざ」だと考えました。 「じゃあ、自分の潜在意識をどうすればいいの?」と気になりますよね。
フロイトは、「自分の心の声に耳をすますこと」が大切だと言いました。 たとえば、毎日のちょっとした夢や、ふと口に出た言葉、 なぜかイライラする原因をよく考えてみること。 それが、自分の潜在意識と向き合う第一歩です。 無理に思い出さなくても大丈夫。
少しずつ「今、自分はどう感じてる? なんでそう思ったんだろう?」と、 自分の心にやさしく問いかけていけばいいんです。 わたしたちの心って、自分で思っているよりもずっと深くて不思議なもの。
フロイトの「潜在意識」という考え方を知ることで、 自分の気持ちをもっと大切にできるようになるかもしれませんね。 「自分って、なんだかよくわからない」
そんなふうに感じたとき、 心の奥にそっと目を向けてみるのも、悪くないかもしれませんよ^^ こんな見方ができるのも、過去の研究のおかげさま。 感謝を込めて… では、またあした。 ごきげんよう。  椿樹(つばき)

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