
≪あまつひ椿樹≫おばあちゃんからの遺言
こんにちは!
昨日の祖母のお話のつづきから。
私は、長女ということもあり、
父方の祖母や、母方の祖母に預けられることがよくあった。
うちにはお漬けものや梅手しはなかったし、お味噌汁はだしの素に合わせだったけど、
父方の祖母の家には、
かつお節をつくる枯節があって、それをかんなで削るのは私の仕事。
お味噌は赤だしだった。
母方の祖母の家には
お漬ものやキムチがあって、
“くっさ!”と鼻をつまんでいたけど、
食べられるようになった。
特に母方の祖母は誰よりも私のことを認めてくれたし、
世の中のこと、宗教のこと、戦争のこと、最近の流行り、
いろんなことを教えてくれたし、いろんなことを聞かれた。
いつも話をするのは、大体2人で泊まった夜のお布団に入ってから。
電気スタンドの灯りだけで良くしゃべった。
2人で九州旅行に行った夜のこと、祖母は私に言いました。
「椿樹ちゃん。
周りが言うことじゃなくて、自分のものさしで世の中を見なさい。
それに必要な知識をつけなさい」
亡くなる1年くらい前から認知症が出ていた祖母は、
亡くなる寸前まで、難しい政治の本を読んでいた。
枕元に置いてあったその本を、
柩の足元に入れた。
九州の夜.言われた言葉が、
おばあちゃ人の遺言だと思っています。
心理も占いも、
学んだのはおばあちゃんが亡くなってから。
もしかしたら導かれてるのかもしれない(笑)
母が18歳のときに亡くなってる私のおじいちゃんと、
おばあちゃんと母。
3人揃って、上から私を見ながら、やいやい言ってるのかもしない。
関西弁でね(笑)
「見とるなら、ちょっとは手伝ってやー」
って投げかけてみよかな。
「アホか!」って返ってきそうですが…
それでは、またあした。
ごきげんよう。
椿樹(つばき)

あまつひ 椿樹

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