あまつひ 椿樹

≪あまつひ椿樹≫ストーリー、思い入れのあるもの

おはようございます!

 

春の足音が聞こえてきたような今日このごろ。

 

風は冷たく、雨も冷たく感じますが、

底冷えするような寒さではなくなり、

少しずつ春の気配を感じますね!

 

 

さて、今日は“ストーリーのあるもの”というテーマでお話ししようと思います。

 

 

私にとって、特別な想いが込められたもののひとつ、

それは長年愛用してきた湯呑みです。

 

 

写真左側の湯呑みは、沖縄県の読谷焼のもの。

15年前に沖縄へ一人旅をした際、

現地で出会った陶工のお父さんとお母さんにいただいたものです。

 

 

当時、私は1週間ほどお二人の家にお世話になり、

その後も交流が続きました。

 

 

そのお母さんから、結婚が決まったときにプレゼントされた湯呑みで、

私にとっては思い出の品です。

 

 

この湯呑みの文様には、ずっと続く縁という意味が込められていると教えていただいたのを、

今でも鮮明に覚えています。

 

贈ってくださったお母さんの気持ちが込められたこの湯呑みは、

ただの器ではなく、私にとってはその時々の思い出とともに育まれてきた、

大切な存在となりました。

 

 

その後、この湯呑みを使い続けて10年以上が経ちましたが、

どんなに年月が経っても、なかなか手放せませんでした。

 

しかし、昨年、湯呑みにヒビが入ってしまったんです。

それでもすぐには捨てられず、ずっと使い続けてました。

 

 

愛着があったからこそ、手放せなかったのですが、

「もう十分にその想いは受け取った」と感じるようになり、

新しいものを探しに出かける決心をしました。

 

 

そして、ついに出会った素敵な湯呑み!というか、フリーカップでした。

 

 

何気なく立ち寄ったお店で見つけたそのカップは、

温かみがあり、私の心にぴったりときました。

 

 

そしてそのお店がまた、とても素敵なお店で、

器に込められた想いや店主のこだわりに触れ、

心が温かくなりました。

 

 

この湯呑みとの出会いで手放すことを決めました。

 

 

新しい湯呑みを使い始めることで、

これからの生活にも新しいエネルギーを取り入れ、

これまでの思い出に感謝しながらも前に進んでいこうと思います。

 

 

物には、それぞれに物語があります。

私にとって、この湯呑みは長年使い続けてきたものだけでなく、

その背景にあるストーリーや、人とのつながりが大切な思い出を作り上げてきました。

 

 

みなさんにも、心に残る思い入れのあるものはありますか?

 

 

私にとっては、この湯呑みがその一つ。

みなさんも、大切にしている物や思い入れのあるものがあれば、

ぜひそのストーリーを大切にしてみてくださいね。

 

 

それでは、また明日、この素敵なお店のお話をしたいと思いますので、楽しみにしていてください!

 

椿樹(つばき)

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