あまつひ 椿樹

≪あまつひ椿樹≫何の“タイトル”もつかない時間

おはようございます。
椿樹です。


PCを新調したり、
満月の影響などでひたすら寝ていたりと、
久しぶりの更新となりました。


10月に入り、日中は汗ばむ陽気も、
朝晩の寒さからか、どんぐりや栗も落ち始めていました。
植物はカレンダーがなくても、
ちゃんと季節が分かるんですよね。


これは動物にもいえることで、
うちで飼っている猫も、季節によって定住する場所を替えます。


夏は、風のよくとおる窓側で影になっているところ(ソファ下)
もしくは、クーラーの風のとるところ。
そして秋に入った最近は、
身体半分だけ陽の当たる窓際。
朝晩は、押し入れに潜りこむ姿を見て、季節を感じたのでした。


自分にとって、1番心地いい場所を知っている、
そこに妥協や我慢がない姿を見て、
息子が羨ましがっていた。
「いいなぁ、猫は。好きな時にごはん食べて寝てさぁ…」


8歳の息子。
小学生も、好きな時にごはん食べて、好きなときに寝れないんだよね。
学校では規律があって、時間も区切られて、
やることは決められているし、
家に帰ってきたら、母にピーピー言われるし(笑)


親は親で、仕事や家事や、時間ややることに追われている。
そして、それに合わせるように動くようピーピー言われる…
言っているのは私ですが、
そう考えると、子どもも気の毒だなぁなんて、
他人ごとのように思うのでした。


お世話がしたいのかと言われれば、
自分だって自由な時間が欲しいって言う親の方が多いと思う。
甘えたい時には寄り合うけど、
お互いが干渉しない時間っていうのも心地いい形かもしれないですね。


“子どもがいうことを全然きかない”
私も思うときはよーーくあります。
だから言ったじゃん!
って言いたいことも毎日のようにある。


でも、いうことを聞かせたいのは、
私の軸でみた私の都合だったりもする。
ここに、把握したい気持ちや、思い通りに動かしたい、
失敗したくない…
これも、親の心理思考。


子どもの言葉を代弁するなら、
「うっとおしい」
につきますね。
自分で自分にナイフを刺すような気分(笑)


そんな息子と、
昨日は寝る前に1時間くらい寝ころびながらしゃべりました。
私が疲れていて、昨日は食事も簡単に、
19時半には横になっていたからできた時間。


この時間がすごく楽しくて穏やかで、
何をしている?と聞かれたら、
何のタイトルもつかないような時間。


でも、この


“何のタイトルもつかない時間”


これが、とても贅沢で豊かな時間に感じる。
ただただしゃべることを楽しむだけ。
1時間ほどしゃべり倒したあとで、
「わ!もう寝なきゃ!明日宿題しなきゃだった!」
と言って自分から寝ていきました。


“何のタイトルもつかない時間、コト、関係”


それらを楽しめるようになること。が、
私のやりたいことなのかもしれない、
と感じた、秋の夜長なのでした。


では、また。


椿樹

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