あまつひ 椿樹

≪あまつひ椿樹≫子どものころ、どんな言葉をよく言われていましたか?

おはようございます。
椿樹です。

先日、お話した方が、こんなことを言われていました。

『もう、子どもにイライラしてしょうがない!』
『ホントはもっと穏やかなお母さんでいたいのに』

宿題をなかなかやらなかったり、
言ったことを聞いてくれなかったり…

つい、
『なんで、そんなこともできないの?!』
って強く言ってしまって。

後から自己嫌悪でぐったりしたり…。

この方は、とても真面目で優しいお母さん。
子どもの気持ちを分かろうと努力もする。

それでも感情のコントロールができないことがある。

それには、ちゃんと理由があるんです。

私はその方に、こんな質問をしました。

『〇〇さんが、子どものころに、
よく言われていた言葉って、どんな言葉がありますか?』

少し考えて、答えてくれました。

『……だからあなたはダメなのよ、ってよく言われてました。』
『比べられたり、責められたり…。
今でもなにかできない自分にすごく厳しくしてしまうんんです。』


私たちの中には、子どものころに言われた言葉や態度が、
無意識の“思い込み”として残っています。

例えば、
・ちゃんとしなさい
・お姉ちゃんなんだから我慢して
・泣かない、弱音を吐かない
・迷惑をかけないように

その言葉たちを受けとった、当時の私たちは、
まだ小さくて、感情を上手く整理することも、
「これは親の都合だな…」
なんて判断することもできません。

だから言葉そのものではなくて、
“そのとき感じた気持ち”
が、心に残ってしまうんです。

・私はもっとちゃんとしないと愛されないんだ
・私は人に頼ったら嫌われてしまうんだ
・私の感情って、迷惑なんだ…

こんな思い込みは、7歳くらいまでに
作られると言われています。

大人になった今も、
あのときの、“小さな自分”が心の奥に座っていて、
人との関わりや、自分へのダメ出しのなかで、
「また怒られるかも」「また嫌われるかも」
と反応してしまう。

でもその反応って、
本当に今の私の感覚でしょうか?

多くの場合、それは、昔の私の感覚。

だからこそ、今の大人のあなたが、
その小さな自分に声をかけてあげて欲しい。

・もう大丈夫だよ
・そんなに頑張らなくていいよ
・よくここまで、耐えてきたね

って。

まずは、
「自分はどんな言葉をよく言われて育ったかな?」
そんなふうに、少しだけ振り返ってみる時間を
持ってみてはいかがでしょうか?

そこから、心の根っこにある“思い込み”が
ふと、顔をだしてくるかもしれませんね。

*心の奥にある、思い込みに気づきたい方へ
占いと潜在意識をつかって、
無意識のクセに気づくこともできます。

必要な時は、ほしよみ堂でお待ちしておりますね。


では、またあした。


椿樹(つばき)

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