≪あまつひ椿樹≫子どものやる気をつぶさない“習いごとのはじめ方”
おはようございます! 「うちの子、どんな習いごとが向いてるんだろう?」
「そもそも何を基準に選べばいいの?」 そんなふうに、習いごと選びに悩むことってありませんか? うちの子も、実はそんな時期がありました。 4歳の頃、「やってみたい!」と言った英語とダンスを始めたんですが…
なんと、3か月で両方とも辞めることに(笑) ちょうどコロナ禍でもあり、咳や鼻水に敏感になっていた時期でもありましたが、
今振り返ると、それだけではなかったなと思います。 実はその教室、うちの子の“気質”には合っていなかったんです。 というのも、うちの子は
【結果を早く求めるタイプ】 「すぐできるようになりたい」「やってすぐ褒められたい」
そんな気持ちが強いんですよね。 でも習いごとって、最初から上手にできるわけではない。
時間をかけて練習して、少しずつ身につけていくもの。 「練習すればできるようになるよ」
そう声をかけたくなりますが、気質によってはそれが負担になることもあります。 特にダンスのときがそうでした。 ダンスって、鏡の前でみんなと一緒に踊りますよね。
先に始めた子たちはすでに振りを覚えて、楽しそうに踊っている。 その中で、うちの子は“できない自分”を鏡越しに見ることに。
まわりはできているのに、自分はできない。
それがとても苦しかったんでしょうね。 毎週、「行きたくない」と言うようになり、やがて辞めることに。 じゃあ、どうすればよかったのか? たとえば、
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入会前に、今やっている曲や振付を事前に見せてもらう
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家で一緒に音楽を流して、ちょっとだけ動きを真似してみる
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少しでも「できた!」を体験してから参加してみる
こんなふうに、「初めての場で、いきなりやらせる」より、
少し準備して“できる部分”を持たせてあげることで、
最初の一歩が安心につながったのかもしれません。 気質によっては、
「今、何をしているのか」「何をしに来たのか」が見えないと、
落ち着かない子もいます。 うちの子はまさにそのタイプ。
事前にイメージが持てること、そして少しでも“できている”と感じられることが、
楽しさや自信に繋がっていくんだなと、気づきました。 実際、今でも音楽がかかると自由に踊っています。
夜、窓に映る自分の姿を見ながら(笑) やっぱり、ダンス、好きだったんだな。
ただ、「やり方」と「場」が合わなかっただけなんですよね。 気質を知っていればこそ、
その子に合った“楽しい入り口”を用意してあげられる。 習いごとの選び方って、
内容や評判だけじゃなくて、
その子の気質に合うかどうかも大切な視点かもしれませんね。 「うちの子、どうしても続かない…」
「やる気があるのに、うまくいかない…」 そんなときは、やる気がないのではなく、合っていないだけかもしれません。 お子さんに合った関わり方を、いっしょに見つけていけたらうれしいです。
気質について知りたい方は、ぜひお話しましょうね。 椿樹(つばき)
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あまつひ 椿樹

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