
≪あまつひ椿樹≫自分で選んで“没頭”するスキル
こんにちは! 今日は、小学生の子どもを育てる中でよく話題になる 「テレビ・ゲーム・YouTube問題」について、 やってみたことを、ちょっとをご紹介したいなと思います。 よく聞くお悩み…
・ゲームやYouTubeを始めると止まらない
・時間を決めても守れない
・結局、子どももイライラして終わる… うちもまさにそれ! ゲーム大好きな息子。 最近は、一定の時間になると自動で電源が切れる設定にしているので、 “終了”はできるけれど… 土日の朝になると、7時に起きてから10時まで、ずーーーっとアニメを観ていたんですよね。 そんなある日、ふと思ったんです。 「あれ?最近、家で自分から遊びを見つけることが減ってきたな…」って。 以前は、ブロックで作品を作ったり、空き箱で工作したり、 いろんなことにチャレンジしてたのに、 今はとにかくテレビ一択。 受け身の時間が長くなってるなぁと感じていました。 そこで!ちょっと実験してみたんです(笑) なんとその日の朝、息子が起きてくる前にテレビのコンセントを抜いておきました! 案の定、起きてきてすぐにテレビをつけようとした息子。 「ママー!テレビがつかないー!!」 「えー?壊れちゃったかな〜?」 なんてシラを切っていると(笑) 息子は数分間いろいろ試してみたあと、あきらめた様子。 すると、リビングに置いてあった筋膜ローラーとボールを組み合わせて、 自分でバランスを取る実験遊びを始めたんです!
不安定なクッションの上にローラーを立ててみたり、 バランスを崩してみたり…まるで小さな研究者みたいに。 そうそう、これこれ!
自分で考えて、工夫して、手を動かす時間。 あらためて思いました。 親ができることって、口を出すことより「環境を整えること」なんだなって。 これは、モンテッソーリ教育でも大切にされている考え方。
子どもは、集中できる環境があれば、自然と落ち着いていく。
だからこそ、大人は「物的・人的な環境を整える」ことが大事なんです。 テレビのコンセントを抜くなんて、ちょっと強引? と思う方もいるかもしれませんが、たとえば… テーブルの上に大好きなお菓子が出ていて、 「でも食べちゃダメ!」って言われたら、 大人だってイライラしちゃいますよね?
だったら最初から、見えないところにしまっておく方がストレスが少ないはず。 子どもも同じなんです。 楽しいことを「ダメ!」と否定するんじゃなくて、 「できない環境」をそっと用意してあげる。
その上で、ちょっとワクワクするようなモノを置いておけば、 子どもはちゃんと自分で選びます。 大事なのは、「口を出さずに、目を配ること」 親はつい「やりなさい!」「それはダメ!」 と指示しがちだけど、
ぐっとこらえて見守ることが、 子どもの“自分で考える力”を育てる近道なのかもしれませんね。 よければ、ぜひ一度試してみてください♪ ではまたあした。 ごきげんよう。
椿樹(つばき)
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あまつひ 椿樹

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