
≪あまつひ椿樹≫見守るひと、育てるひと“居場所”の存在
おはようございます!
私には小学生の息子がいます。
平日は、学童保育にお世話になっているのですが、
学童って、親が働いているから、
預ける場所なんですよね、
なのに、行事が結構多くって!
入所してからの1年は、
いやいや何で自分たちの首を絞めるようなことを
するんだ…
心のなかでブーブー文句を言ってたんですね。
先日、また新年度がはじまり、
保護者総会がありました。
そのなかでは、学童の歴史、
OBの方々の子どもたちへの想い、
話がすすむなかで、
【共育て】
という言葉がでてきました。
自分の家庭の子どもたちだけでなく、
どの子も学童全体で育てていく。
地域での活動も、地域で子育てするため。
学校などでよく耳にそそうな言葉ですが、
ふと、自分の小学生のころを思い出しました。
私の実家は、学校から帰ると、
母がいつも家にいましたが、弟もいたし、
母にべったり甘える子どもではありませんでした。
家へ帰ってくると、おやつを食べ、
そのあと、よく隣のお宅へ遊びに行っていたんです。
玄関の脇にあるお部屋が、
おばあちゃんがいるお部屋だと知っている私は、
ピンポンは鳴らさず、
その部屋の窓を、
“コンコン”
って叩くんです。
すると、なかから、
『はいはい』
という声が聞こえ、おばあちゃんが掃き出し窓を開けてくれます。
『あー〇〇ちゃん、よく来てくれたね~、
寒いから上がっておいで』
石油ストーブで暖められたおばあちゃんのお部屋はホッとする。
そしていつも大体、
ぽたぽた焼きをくれたのです。
友だちと嫌なことがあった時も、
おばあちゃんは変わらない。
ぽたぽた焼きを食べながら、
今日は学校でどんなことをしてきたのか、
おばあちゃんが聞いてくれる、質問に答えていました。
この時間がとても好きだった。
必ず、いてくれる存在。
必ず、受け入れてもらえる場所。
【居場所】
子どもにとって必要な居場所は、
家庭だけではない。
親だから、言いにくいことだってある。
親じゃないから、甘えられることもある。
そんな使い分けができたら。
安心できる【居場所】が複数あったら、
大人でも、ホッとしますよね。
行事が多い学童保育も、
その背景や意味を知ると、
子どもたちの見え方も、
参加をする意識も変わる。
よし、私も、
話しやすいおばちゃん…
お姉さんを目指して
子どもたちに声をかけていこう!
そんなきっかけになった、
保護者総会でした。
あなたにも、安心できる居場所
ありましたか?
そしていまも、ありますか?
椿樹(つばき)

あまつひ 椿樹

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