
≪あまつひ椿樹≫麻って触れたことありますか?
おはようございます!
昨日はマヤ暦でみる赤い龍の話をさせていただきましたが、
“龍”といえば、縁起のいいものなイメージがありますよね
先日、その龍を“麻”で作るという体験をしてきました
麻と聞くと、少ししゃりっとした衣服や、生地を思い浮かべられますでしょうか?
この龍を製作した麻は、
精麻(せいま)といわれるものでした
精麻とは、大麻の茎から取れた皮から表皮を取り除き、靭皮部分を取り出したもので
独特の光沢を持つ強靭な繊維
現在は、精麻の多くは神道儀式の場で使われ、
繊維の輝きがあるほど、祓い清めの力が強いと考えられています
神職が振る、払い串に巻きつけられていますね
一般的に、この精麻を見たり触れたりできるところと言えば
神社のしめ縄くらいかもしれませんが、貴重なもののため
神社のしめ縄も近年では藁(わら)やビニール素材でつくられているところも多いようです
昔は、衣服、釣り糸や漁網、太鼓や鼓の皮を止める縄、
凧糸、下駄の芯縄など幅広く用いられ
特に衣服は、綿が日本で本格的に栽培され始める以前、
庶民は麻をまとっていたそうですよ
この精麻に初めて触れたとき
ふわっとしている中に、芯の強さと温かさを感じ
離したくない、なんともいえない気持ちになりました
もしかしたら、私の中の前世の記憶
触れていた過去の経験とリンクしていたのかもしれません
どこかの過去世で、麻農家や紡ぐ人だったり…
触れることでそういった記憶が呼び覚まされる方もいるのかもしれませんね
実際、精麻に触れていると、
感情が溢れ、涙が出たり、意図していない言葉が出てきたりする方も
いらっしゃるそうですよ
“本物に触れる”
貴重な時間になりました^^
椿樹(つばき)

あまつひ 椿樹

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