
≪宇佐美誠法≫「君子、危うきに近寄らず」が大事なんです!?
今どき「君子」なんて言い方が
現実的かどうかはさておき。
みなさん、このタイトルの意味、
知っていますよね。
徳のある者は、
自分自身を律して
最初から危険なところには
近づこうとしないことです。
私は以前の仕事関連で
(プロフィール読んでね!)
危ういことは、自ら飛び込むぐらい
たくさんしてきましたが。
大企業の役職クラスになると
昔は一緒に悪さをした仲間でも
おとなしくなって、
危険から遠ざかっています。
とくに今どきは、
きわどい接待なんて
もってのほか。
通常の会食さえ、
経費で落としにくいと
言っていたので、
「危うきに近寄れず」でしょう。
能動的に「近寄らない」わけじゃなく、
必然的に遠のいている
という感じ。
それにいくら大企業に
勤務していても
今やいつ、どうクビを切られるか
知れたものではありません。
幸いにも、彼の家族構成は、
奥様と、もう独立したお子さま2人。
早期退職で引退してもいいかな、
なんて言っています。
さて、その彼ですが
お嬢さんの彼氏が
いわゆるピンク街で
もめ事に巻き込まれました。
もめ事自体は、小さなことで、
穏便に解決したのですが。
問題はなぜ彼が、
そんなところにいたか。
彼のお嬢さんは
ブチ切れて「別れる」を連発。
その割に行動には出ないそうで。
年齢的にも、
結婚を視野に入れての
お付き合いだったから
彼氏のことは
友人の彼も知っています。
そんなこんなで、
友人は私のところに来ました。
過去を思い起こせば
一緒にネオン街を
歩いた友ですから、
彼氏がたまには遊んでも、、、
と思うのですが。
この親の子かと思うほど、
お嬢さんは潔癖な性分です。
彼氏が女遊びをしたのではないか。
そう疑いだすと、止まらないそうです。
彼氏の方は
「友人が強引に誘って
断り切れなかった」から
「その辺まで一緒に行った」
だけだそうで。
そのまま帰るつもりだったと
主張しているらしいのですが
まさにこれ、
「君子、危うきに近寄った」状態。
こうなると、お互いに
疑い続けるだろうし、
頑なにもなるだろうし、
解決には至らないでしょう。
この出来事に焦点が
当たっている限り、
お嬢さんの言うように
別れるしかないかもしれませんね。
もう二人の間には
信頼関係がないんですから。
けれども、
もし彼氏の主張が事実で、
お嬢さんが疑いすぎているだけなら。
これだけのことで、
結婚も考えていた関係が
崩れるのはもったいないですよね。
結局、友人には
その出来事にこだわらず、
全体を俯瞰してみることを勧めました。
お互いにまだ好きなら、
そういう出来事も、
乗り越えられますよ。
そして彼氏は、
一つ賢くなるんです。
君子、危うきに近寄らず、って。
≪宇佐美誠法≫

宇佐美 誠法

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