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≪宇佐美誠法≫同性の友達って何人ぐらいいますか?親友と呼べる人は?

夜の世界や風俗で働いている人は
なかなかその仕事柄、
同性のお友達が
少ないようです。

仕事の話をできない、
したら色眼鏡で見られる、
というのが主な理由ですね。

実際に話してみると
簡単に受け入れてくれるとしても、
その確信がないと話しづらいとか。

友達と思って
仕事について打ち明けたら
距離を置かれた、なんて
悲しいですからね。

そういうこともあって
夜のお仕事や、
風俗関係の人は、
孤独を感じることが
多いのです。

異性のお友達も
少ないのですが、
そこはお客様と
多少の交流があります。

ときどきですが、
お客さまの中でも
仲良くなれる人がいたりします。

友だちというわけじゃないけれど、
それに近い感覚で
いい距離感をつかめる人、
というのがいるんですね。

孤独を感じているところに、
そういう存在がいると
ついつい必要以上に
期待してしまうのが人情。

仲良くなるのは悪くないんですが
「この人は他の人とは違う」と
思い込むことがあって、
それが危険なんですよね。

お客さまの方も、
こういう場合、悪気はありません。

気の合う、「お店の女性」と
楽しく話すだけなので、
ちょっと変わった形の
友情みたいなものです。

でもね、だいたい最終的には
女性が「あの人ウザい」と
言い出します。

仲良くなるにしたがって
男性のお客さまの方が、
「こんなところで働いてちゃダメ」とか
言い始めるからなんです。

男性が心配してくださっているのは
女性の方も重々承知してます。

決して楽な仕事ではないし、
いくつまででも働けるかというと
これも厳しい。

できることなら
いわゆる「昼職」、
一般の企業に就職とか、
フリーランスになるとかしたい、
それはみんな頭の片隅にあります。

けれども、訳があって
夜の仕事や風俗に
身を置いているのです。

金銭面の問題が
一番大きいでしょう。

その後の面倒を見る気がなく、
ただダメを出されると、
大きなお世話、なのです。

女性の方としても
「そんなのわかってるわよ」と
なってしまうんですね。

手に職をつけて、
華々しく転職なんて、
言うのは簡単ですけれど、ね。

変に友達感覚でいるから
余計に説教じみて聞こえるらしく。

いい人だと思ってたら
ただの説教親父だった、と
こうなってしまうんですよね。

結局そこにあるのって
友情じゃなかったんだ、と
女性たちは失望してしまいます。

そしてまた孤独を感じる、と。

みなさんの周りにも
内緒でそういうお仕事を
している人がいるかもしれません。

もしその仕事を打ち明けられたら
是非受け止めてあげてほしい、
そう私は思っています。

≪宇佐美誠法≫

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