
≪宇佐美誠法≫女性はとにかくロマンチックなことが好き、 というイメージがあります
十把一絡げに言わないで、
と思われたら、
ごめんなさいね。
男性に比べると、
という枕詞をつけるべきでしたか。
男性の中にも
もちろんロマンチストはいます。
でも、方向性が
やや違っています。
男性の夢見るロマンって
少し冒険活劇ぽいというか。
ドラゴンにとらわれた姫がいたら
困難を乗り越えて、助けに行く、
そこにロマンがあるのです。
女性はきっと
助けてくれることも大切だけれど
その後の、そつのない行動や
セリフにロマンを見出しませんか?
これは以前、女友達と
半ば喧嘩のように
意見を交わしたことでもあります。
彼女がいうには
「男性はどうやっても
ロマンチストになれない」
とのことでした。
とにかく彼女は
ロマンチックな演出を
デートで期待しては
裏切られるというのです。
そうなのかなぁ...。
私たち男性も
努力するんですよ。
恥ずかしいけれど、
映画やドラマをまねてみたり。
そう、本来の自分じゃない、
そんな感じだから
恥ずかしいことこの上ない。
それでも女性に
喜んでもらおうと
ロマンチックを目指すのに
「なってない」と
言われてしまいます。
女性はきっと
バラの花束とか、
素敵なディナーとか、
そういうのを期待するんですよね?
色眼鏡かな?
彼女が言うには、
そんな感じでした。
プレゼントを渡すにも
紙袋にポンと入れて、
はいどうぞ、じゃないって。
記念日はきっちりと覚えて、
都度、デートに誘ってくれて
それが当たり前だとか。
そもそも、男性って、
女性のようなロマンチックを
夢見るようにはできていない、
というか、教育されてないんです。
男らしくあれ、
たくましくあれ、でしょう。
豪快なぐらいでいいと
教えられて育ってます。
とくに私たちより上の世代はそう。
女性が望むような
ロマンチックな言動をすると
「気障」と言われるんですよ。
読み方は「キザ」ですけれど、
漢字を見てください。
気に障るんです。
いざというときに
女性を守ることもできないような
そんな優男は、同性間では
認められません。
ある程度の腕っぷし、
度胸、そういうのが
必要なんですよね。
それでこそ男と、
そう育ってますから。
ということで。
女性の望むような
ロマンチストを演じるのは
かなりハードルが高いのです。
結局、中途半端になって
あの人、野暮ね、
なんて言われてしまう。
女性が夢見るタイプの
ロマンチストにはなれません。
それでも、恥ずかしいと思いつつ
カッコをつけている男性を、
是非、暖かな目で見守ってほしいです。
ダメ出しじゃなくて、ね。
≪宇佐美誠法≫

宇佐美 誠法

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