
≪宇佐美誠法≫楽しさを求めるか、落ち着きや安らぎを求めるか
付き合いたい相手と
結婚したい相手って、
違っていますか?
女性からは、
好きだから結婚したい、とか
恋愛のゴールが結婚、とか
そういう意見を聞きます。
そうなんですね、と
男性である私なんかは
興味津々ですよ。
男性全員じゃないですけれど、
結婚観が違ってますからね。
付き合う相手は刺激的で、
いつもドキドキして、楽しい、
そんな人がいいです。
逆に結婚は、そうじゃない。
もっと一緒にいて安心できる人
金銭感覚がしっかりしている人、
家を守ってくれる人がいいと思います。
先日、知人の女性、愛子(仮名)が
「ふられた!あいつ最低」
なんて、わめくようにして
やってきたんです。
どうしたのか、聞いてあげなきゃ、
もっとわめきだすのを知ってるから
何があったのか、聞きました。
これまで3年付き合って
彼女はそろそろ結婚かと
考えていた彼との話だそうです。
いつプロポーズしてくれるだろうと、
それを考えつつ、
ウザくならない程度に
先のことを匂わせていたそうです。
多少喧嘩をするとはいえ、
ずっと仲もいいし
安定したお付き合いをしていた、
と言いますから、
愛子が結婚を考えるのも当然でしょう。
けれども、彼の態度は
常に煮え切らないもので
なんだかごまかされているような、
そんなものだったと言います。
彼女の理想では
30歳で結婚したかった、
ところがもう31歳。
はっきりしてほしいけれど、
怖くて自分から結婚について
はっきりとは言えない日々が続きました。
それを3か月間、彼女は耐えて、
結局言ったそうです。
「あなた、結婚する気あるの?」
そうすると、何と。
彼の答えは、
彼女の想像を超えたものでした。
「結婚はするけど、愛子じゃないよ」と、
彼女との結婚を否定したのです。
しかも、他の誰かと
結婚すると言及して。
何かが彼女の中で切れたんでしょうね。
すごい剣幕だったと、
彼女自身が振り返るほどの、
般若の形相で問い詰めたとか。
そうして聞き出したことを
簡単にまとめると、こうです。
彼は愛子のことを好きだけれど
結婚相手とは思えない、
何故なら愛子は家庭的とは言えないし
一緒にいて安心するタイプじゃないから。
ということで、結婚願望のあった彼は
ひそかに結婚相談所へ行き、
結婚相手に相応しい女性を見つけて
付き合っていたのです。
二股の上に、別の女性と結婚。
愛子は大打撃を受けました。
ご飯も食べられない日々を過ごし、
ようやく、人と話す元気が出たので、
私のところへ、彼を罵りに来たのでした。
その彼が、男性代表とは思いたくないです。
とはいえ、結婚相手が見つかったから
彼女と別れる、という男性がいることは
女性の皆さんに知っていてほしい。
結婚観の違いが生む悲劇の一つでした。
≪宇佐美誠法≫

宇佐美 誠法

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