
≪宇佐美誠法≫絶賛!ロマンス小説のお薦め
みなさんの周りに
とにかく自分のお気に入りを
強く「お薦め」する人、
いませんか?
この音楽は最高だから
絶対聴いた方がいいよ。
あの本は素晴らしい。
読むべきだよ。
なんて具合に。
人によっては
押しつけがましいと
感じるかもしれませんね。
自分で言うのもなんですが
私は好奇心が旺盛な方なんで
お薦めされたら、
いったん手を出します。
とくに今は、ストリーミングもあるし
電子書籍なんかも、あります。
手軽に「お薦め」を試すことが
できる時代ですね。
そして、お手軽なだけに
いま一つだな、
思っていたほど面白くないな、
と思えば、すぐ次へいけます。
そんな現代より、ふた昔ほど前に
ロマンス小説を
強く薦められたことがあります。
これは読んだことのないジャンル。
このジャンルは「食わず嫌い」ならぬ
「読まず嫌い」に近いものでした。
女性の恋バナと一緒でしょ、と。
まあでも、せっかくのお薦めなので
一度は読むかと思ったものです。
当時はまだストリーミングも
電子書籍も、そんなに
普及していませんでした。
本屋へ買いに行くのは
当時の私にとって
少し抵抗がありまして。
この見た目で、ロマンス小説?
なんて、ね。
まだ人目を気にする部分が
残ってましたから。
結局、お薦めの1冊を
教えてもらって
ネット通販を利用して
購入しました。
そのお薦めが、かの有名な
ハーレクイーン・ロマンスだと知るのは
後のことです。
作者や翻訳者の技量も
あるのでしょうけれど
結果を言うと、
1日で読破していました。
エンターテインメント性も
もちろん捨てがたい要素
なんでしょうけれど
もっと興味深いのが
主人公のキャラクターでした。
ロマンス小説なんで、
もちろんヒロインと
そこに絡む男性が
出てくるわけです。
ヒロインは強く、
ときに弱く、ある意味、
女性がなりたいと思う女性、
なのかもしれません。
対する男性ですけれど
一人はまじめで優しい人、
もう一人が悪党ぶった、
心に傷のある人。
最初に読んだのは
そういう三角関係の話でした。
大筋はもちろん、恋愛譚です。
くじけない主人公と、
悪辣な男の、ひねくれた愛情の、
スリリングな駆け引き。
悪くないな、と思いました。
味を占めたので、
またお薦めを聞いて購入。
そうして何冊も読んでいるうちに
こういうロマンス小説には
人生のヒントがたくさん隠されている
ということに気付きました。
恋愛の参考書としても
いいかもしれませんね。
コミックも、少女漫画とか
正直、ちょっと
馬鹿にしていたんです。
けれどもロマンス小説を読んで、
こちらにも興味がわいたので
読んでみました。
そのお話はまたの機会です。
今回は、ロマンス小説、
読んでみて損はないよ、
というお話でした。
≪宇佐美誠法≫

宇佐美 誠法

最新記事 by 宇佐美 誠法 (全て見る)
- ≪宇佐美誠法≫絶賛!ロマンス小説のお薦め - 2025年5月10日
- ≪宇佐美誠法≫守ってあげたい女性って、どんなタイプ? - 2025年5月9日
- ≪宇佐美誠法≫お客様は神様ではなく、お客さまです - 2025年5月8日