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≪宇佐美誠法≫高いプライドを振り回すより、少しのいいところを自分の中で見つけてね

プライドって、なんだと思いますか?

日本語で言うと自尊心。
漢字は、「自分」を
「尊」ぶ「心」ですね。

日本語の方が
響きがよくないですか?

「プライドが高い」と
「自尊心がある」だと
少しニュアンスが違う、、、
そんな気がします。

私はかつて
『プライドが高い』
人間だったと思います。

結構、自分のことを
過大評価していた部分もあるし
人に助けを求めることも
少し苦手でした。

とくに自分が
経営者だったころは
その傾向にあったかな。

私が当時、経営していたのは
風俗関係の会社です。

たくさんの女性が
そこで働いていて、
『プライドが高い』方は
たくさんいました。

女性だらけの職場です。

ある種のプライドがあって、
他のキャストに引けを取らない、、、
そういう気概が、必要なのでしょう。

虚勢でも何でも、
とにかく自分は正しいと
主張することも
あったはずです。

やはり、競争社会ですからね。
自分の非を認めたら負け、
みたいなところはあるんです。

でも、その時に思ったのが
彼女たちの『自尊心』は
決して高くないってこと。

例えばプライドが高い、
売り上げ上位の女性でも
自尊心があるかというと
実はそうでもないんです。

風俗って一口に言っても、
いろいろな形態があります。

でも結局、『風俗』であって、
さげすまれることも多い業界です。

みんながみんな、
声を大にして
風俗で働いてますって、
言えるわけじゃない。

業界にいることの
弊害なのかもしれないけれど
自分を愛することには
不器用な人が多いんです。

どうしても、
「私なんて、○○だし」と
こう言うのですよ。

他の人たちと同じように
頑張っていて、
キラキラしていても
つい口をついて出る言葉。

だけれども、「私なんて」とは、
言っちゃダメだと思ってます。

まず自分を愛してあげなきゃ、
他の人を
愛することなんてできないでしょ。

自分のいいところを、
一番理解しているのは
自分なんだから。

自分自身を愛して、
堂々とすることができれば
これが『自尊心』に
繋がっていくんです。

今は、例として
キャストの女性の話をしたけれど
これは誰にでも言えること。

もし誰も愛してくれなくても、
自分だけは、
自分を愛することができる。

愛する自分のことを誇る、、、
大事ですよね。

逆に言うと、プライドなんて
高くなくていいんです。
大事なのは、自尊心。

同じ言葉のようだけれど、
使い方やニュアンスが違うので
あえて分けて考えてみたんですが
ちょっと難しいかな。

自分を愛することから、
自信がついてきて、
他の人を愛することもできる、
という流れになるんですよ。

最初は難しかったら
自分のいいところ探しから
始めてみるといいですよ。

≪宇佐美誠法≫

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