
《あまつひ椿樹》「親との関係が、私を止めていた」〜心のブレーキの正体〜
こんにちは。
先日、親子の関係についてブログを書きました。 このテーマは、子育て中の方はもちろん、
ご自身の親との関係にモヤッとした 記憶がある方にも、 きっと響くものだと思います。 というのも、
私たちが子どもの頃に感じた小さな感情— 「さみしかった」「わかってほしかった」
そんな気持ちが、心の奥にしまわれたまま、
今の私たちの行動や思考に 影響していることがあるんです。 たとえば、こんな想いに心当たりはありませんか? ・何かにつけて決めつけられて、苦しかった
・親に拒否されたような気がした
・きょうだいばかり可愛がられていた気がする
・ずっと我慢していた
・本当は、もっとこうしてほしかった
・頑張ったのに、認めてもらえなかった
・気持ちをわかってもらえなかった
・話を聞いてもらえなかった … どれも、誰かを責めるための記憶ではなく、
「そのときの自分がどう感じていたか」 に目を向けてみること。
それが、自分を癒すための第一歩になります。 大人になった私たちは、
そんな“傷”があることに気づかずに
無意識にブレーキをかけたり、
「ちゃんとしてなきゃ」「嫌われたくない」 と自分を追い込んでしまったりします。
子どもの頃に「認めてほしい」 と強く願っていた子は、
親に期待される“いい子”でいようと頑張ります。 気づけば、
自分のやりたいことよりも、
親や周りの“正しさ”や“平均点”ばかりを気にして
自分の本音や望みを、 そっとしまいこんでしまうんですね。 そして、「しっかりしないとダメ」 と思い込んで、人からのお願いを断れなかったり、
つい自分を後回しにしてしまったり…。 今、子育てをされている方は、
お子さんの気持ちにそっと寄り添いながら
同時に「自分自身はどうだったかな?」と
心の内側を振り返ってみてください。 子ども時代のあなたが、
もし“我慢”や“さみしさ”を抱えていたなら、
そこに優しく気づいてあげることで、
自分の“やりたい”や“楽しい”が
少しずつ、息をし始めてくれますよ。 そして何より大切なのは、
それが決して「ダメなこと」ではないということ。 心の奥にある傷も、見方を変えれば
あなたの優しさや、共感力、
そして強さの“源”になるのです。 もし、
「私もそろそろ何かを変えてみたい」
「もっと自分らしく生きていきたい」
そんな思いが少しでもあるなら、 一緒に、その“最初の一歩”を ひも解いていきましょうね。 今日は、ちょっと心の仕組みのお話でした。
でも、変化はいつも 「気づくこと」から始まります。 では、また月曜日。 椿樹(つばき)
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あまつひ 椿樹

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