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《ルリア・翠月》数秘|忘れなきゃダメですか?

忘れなきゃだめですか?


今の彼が好き。でも元彼も気になる。忘れなきゃダメですか?

「今の彼のことは好きなんです。

優しいし、大切にしてくれています。

でも時々、前の彼のことを思い出してしまうんです。

もう終わった恋なのに、どうしても気になる。

今の彼にも申し訳ないし、前の彼のことなんて忘れなきゃいけないと思っています。

でも、忘れようとすると余計に思い出してしまって……。

私はどうしたらいいのでしょうか?」

こんなご相談をいただきました。

彼女の数秘は「9」。

今お付き合いしている彼は「2」。

そして、忘れられない元彼は「3」。

この3つの数字を見たとき、私は彼女に、

「無理に忘れようとしなくてもいいんじゃない?」

とお話ししました。

数秘9の彼女。過去を簡単に「なかったこと」にできない

数秘9には、深い感受性や共感性、物事を広く受け止めようとする性質があります。

恋愛でも、終わったからといって、

「はい、今日から過去です」

と簡単に気持ちを切り替えられないことがあります。

一緒に笑ったこと。

傷ついたこと。

嬉しかったこと。

あの時言われた言葉。

二人で過ごした時間。

そうしたものを含めて、一つの物語として心の中に残しておきたい。

それも9らしさの一つだと私は思います。

だから、

「元彼を思い出す私はおかしい」

「今の彼がいるのに最低だ」

と、自分を責めなくてもいいのです。

思い出すことと、戻りたいことは同じではありません。

まずは、ここを分けて考えてみましょう。

元彼は「3」。なぜ今でも心に残るの?

元彼の数字は3。

3には、明るさ、楽しさ、好奇心、無邪気さ、表現力などの性質があります。

一緒にいると楽しい。

何が起こるかわからない。

笑わせてくれる。

気持ちが弾む。

そんな魅力を感じさせる人もいるでしょう。

9の彼女にとって、3の彼が持つ軽やかさは、とても魅力的だったのかもしれません。

9は、ときにいろいろなことを深く考えます。

人の気持ちまで背負ってしまったり、考えすぎて心が重くなったりすることもあります。

そんな9にとって3の明るさは、

自分にはない世界を見せてくれる存在

だった可能性があります。

だから別れた後も、

「楽しかったな」

「あの頃の私はよく笑っていたな」

と記憶に残りやすいのかもしれません。

でも、ここで一つ考えてみてほしいことがあります。

あなたが恋しいのは、

本当に「元彼」なのでしょうか?

それとも、

元彼と一緒にいた頃の「楽しかった自分」なのでしょうか?

ここには大きな違いがあります。

今の彼は「2」。元彼とは違う愛し方をする人

一方、今の彼は2。

2には、協調性や優しさ、相手を受け止める力、寄り添う性質があります。

3の元彼が、

「楽しい!やってみよう!」

というエネルギーだとしたら、

2の今彼は、

「大丈夫?一緒に考えよう」

というエネルギー。

同じ「好き」でも、あなたに与えてくれるものが違うのです。

9と2は、どちらも人の気持ちを大切にしやすい数字です。

だからこそ、お互いを思いやれる穏やかな関係になる可能性があります。

ただ、その優しさが当たり前になってしまうと、

過去にあった刺激や楽しさのほうが、キラキラして見えることもあります。

過去の恋は、ときどき「いいところだけ」が残ります

別れた人を思い出すとき、人は毎日の細かな嫌なことまで同じ鮮明さで思い出すとは限りません。

楽しかった旅行。

笑った顔。

優しかった言葉。

ドキドキした瞬間。

そういう印象的な場面だけが残って、

「あの人といた頃は幸せだったな」

と思うことがあります。

でも、二人が別れたのなら、そこには別れることになった理由もあったはずです。

だから私は彼女に、

「元彼を忘れなさい」

とも、

「元彼のところへ戻りなさい」

とも言いません。

代わりに、こう問いかけたいと思います。

「あなたは元彼の何が忘れられないの?」

ここを自分の中で見つけてほしいのです。

数秘術は「どちらの男性を選ぶか」を決めるものではない

9のあなた。

2の今彼。

3の元彼。

この数字を見て、

「2のほうが相性がいいから今彼にしなさい」

「3のほうが楽しいから元彼に戻りなさい」

そんなふうに私は占いたくありません。

数秘術は、あなたの代わりに恋人を選ぶものではないからです。

数秘から見ていきたいのは、

それぞれの相手といるとき、あなたのどんな部分が引き出されているのか。

ということ。

元彼といる私は、どんな私だった?

今の彼といる私は、どんな私?

どちらの私が好き?

そして、

これから私は、どんな恋愛をしたい?

そこを考えるために数字を使ってほしいのです。

「忘れなきゃ」と思わなくてもいい

私は、過去の恋を完全に消す必要はないと思っています。

好きだった人を好きだったという事実まで消さなくていい。

その恋があったから、今のあなたがあります。

楽しかったなら、

「楽しかったね」

でいい。

傷ついたなら、

「あの時はつらかったね」

でいい。

大切なのは、忘れることではありません。

過去の恋を、自分の人生の中でどこに置くかを決めることです。

9のあなたなら、無理やり切り捨てるより、

「大切な恋だった。でも、これは私の過去の一部」

と受け入れるほうが、心を整理しやすいかもしれません。

今の彼に申し訳ないと思っているあなたへ

元彼を思い出しただけで、今の彼を裏切ったことにはなりません。

人の心は、スイッチのようにオン・オフできるものではありません。

ただし、元彼への思いによって今の彼と向き合えなくなっているなら、一度自分の気持ちを整理する必要はあるでしょう。

今の彼の優しさを、

「刺激がない」

の一言で片づけていないでしょうか。

2の彼があなたに向けてくれている小さな思いやりを、当たり前にしていないでしょうか。

そして同時に、

「今の彼は優しいから」

という理由だけで、本当の気持ちをごまかしていないでしょうか。

どちらも、自分に聞いてみてください。

最後に決めるのは「今の私」

恋愛の答えを探すとき、

「どっちの男性が私を幸せにしてくれますか?」

と聞きたくなることがあります。

でも私は、

「どんな恋愛なら、あなたは自分らしく幸せでいられる?」

と聞きたいのです。

3の元彼との恋から、あなたが受け取ったもの。

2の今彼との恋で、今あなたが受け取っているもの。

どちらも、あなたの人生を知るための大切なヒントです。

そして9のあなたには、それらの経験を無理に捨てるのではなく、自分の中で意味のあるものとして受け止めて、次へ進んでいく力があると私は思っています。

だから、

「忘れなきゃ」ではなく、「私はこれからどうしたい?」

と、自分に聞いてみてください。

元彼を思い出す自分を責めなくていい。

今の彼への気持ちも大切にしていい。

そして、過去の自分の気持ちも否定しなくていい。

数秘術は、

「どちらを選びなさい」

と答えを出すためだけのものではありません。

自分でもわからなくなった心を、一つずつ紐解いて、

自分自身で未来を選ぶための道しるべ

にもなるものだと、私は思っています。

あなたが忘れられないのは、

「元彼」ですか?

それとも、

元彼と一緒にいた頃の「あなた自身」ですか?

そこに、あなたが前へ進むための答えが隠れているかもしれません。

ルリア・翠月

 

名古屋ほしよみ堂 ルリア・翠月

 

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