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《春宇実ちた》「囲碁×占い」第4話_何を読み取る?〜”唯一の正解”がない世界〜

こんにちは、囲碁好き占い師の春宇実ちたです。

 

「囲碁×占い」というテーマで、大真面目に、勝手きままに、シリーズ書きしております。

 

どこを目指しているかは・・・
つっこまないで(笑)

 

楽しければいいのです。🙏

 

今回は、囲碁と占いに共通する「何を読み取るか」というテーマに沿って、「唯一の正解」がない世界についてお話ししたいと思います。

 

 

碁盤と星空に映る宇宙

 

碁盤の上に並ぶ白と黒の石。
ホロスコープに散りばめられた星の配置。

これらが織りなす光景を、美しいと感じませんか?✨️

 

私にとって、それはまるで宇宙を映し取っているかのようで、とても神秘的に感じられます。
石や星を眺めていると、自分の内側と広大な宇宙がひとつに繋がっていくような感覚になるのです。

 

 

「唯一の正解」がないからこそ広がる世界

 

囲碁にも占いにも、「これが正解」という唯一の答えはありません。絶対の一手も、間違いのない解釈も存在しないのです。

 

囲碁には、過去の対局から生まれた「石の形」や、多くの人が研究を重ねてきた「定石」と呼ばれる、特定の状況で良いとされる打ち方があります。しかし、それらは常に進化し、新しい形へと生まれ変わっています。決して普遍的なものではありません。

 

占い、例えば占星術も同じです。宇宙の姿を二次元に映し取ったホロスコープを読み解く際、確かにセオリーは存在します。しかし、その解釈に唯一無二の正解があるわけではありません。時代とともに、そして人々のニーズに応じて、セオリー自体も柔軟に変化してきました。

 

そもそも古代の天体観測から生まれたとされる占星術は、地動説が証明された後、科学に縛られない、より想像的で自由な解釈がされるようになっていったのです。

 

タロットカードも同様です。現在主流なのは「ウェイト=スミス版」ですが、カード一枚一枚には無数の象徴、数字、色などが描き込まれ、膨大な情報量を含んでいます。そして最近では、世界中のアーティストたちが独自の解釈で作ったタロットカードもたくさんあります。

 

 

 

あなただけの「見えないものを読む力」

 

これらから何を読み取るかは、やはり読み取る人の感性というフィルターが大きく影響します。

 

私が占いの世界に足を踏み入れたのは、生き方に迷いを感じ、もっと自分らしさを活かした仕事をしたいと強く願った時でした。まるで導かれるようにタロットや占星術と出会い、カードや星の配置を読む奥深さに魅了されたのです。

 

さらに、私自身が「ヒカルの碁」から囲碁に出会ってそこから人生が変わったように、占い師にもそれぞれの生き方や経験からくる特別な視点があります。

 

お客さんが100人いれば、占い師も100人いる。これって「相性」があると思うんです。あなたと占い師との出会いも、単なる偶然に見えて必然性があるのかもしれません。

 

出会った時点で、あなたの中に何かの変化が始まっているのかもしれませんね。

 

占い師とお客様の出会いに必然性があるように、囲碁の対局もまた偶然ではないと感じます。一手一手に相手の意思、意図、そして呼吸を感じます。

 

まるで二人で作り上げる芸術のようです。一つとして同じ棋譜はなく、一つとして同じ結果や解釈には至りません。

 

だからこそ私は思います。
「見えないものを読む力は、“自由”でいいのだ」と。

 

ご縁の数だけ、対局の数だけ、作品が、ドラマが生まれるのです。

 

私たちは、盤面や星空を見つめながら、
この無限に広い宇宙を感じているのかもしれません。💞

 

 

囲碁好き占い師 春宇実ちた

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