
《春宇実ちた》「囲碁×占い」第3話_迷った時に思い出したい、囲碁に学ぶ「人生の次の一手」
ちょっと今日はラフな感じで書かせてもらいます。あえて「描く」で。
(予定していた次回内容の間に差し込む形になります。この内容で書きたくなってしまったので。)
壁にぶつかった時、目の前のことしか見えなくなって、八方塞がりだと感じること、ありませんか?
解決策を探そうともがくほど、視野がどんどん狭くなってしまう・・・。
そんな時、私がハッとしたのが、ある囲碁の漫画の一場面でした。(囲碁脳w)
囲碁の漫画『星空のカラス』の一場面にあったシーンですが、次の一手が見えない時は、まるで盤面からいっぺん目を引き剥がすように、一度席を立ってみるといいのかもしれません。
席を立つというのは例えですが、人生でも、一度冷静に意識を引き剥がすようにしてみるといいのかな、と感じています。
それって言い方を変えると
「視座を上げる」ってこと。
「俯瞰して見る」ってこと。
視野が広がると、それまで見えていなかったことが、急に見えてくることがあります。
狭い視野のその部分だけで解決しようともがいても、答えがない時が多いものです。
答えはもっと広い視点でみたときに、見えてくるものだったりします。
部分にこだわらない視点。
執着と固執を手放す。
時にそこではゆずったり、何か取られたり、大きな損をしたりしたとしても、その外側に可能性が広がっているのかもしれません。
囲碁では、取られた石を「捨て石」とも呼びます。
「捨てられた」となると、受け身でネガティブな印象ですが、「捨てた」となると、感じ方やニュアンスが大きく違ってきますよね。
「捨てる」は自分の選択であり、能動的。
あるいは、その石は「効かしの石」であるかもしれません。
「おとり」であるかもしれません。
全体の状況を有利にする「振り替わり」というのもあります。
結局、部分で負けても、最終的な勝負に勝てばいいのですから。
人生も同じではないでしょうか。
失う何かは痛手かもしれないけれど、
人生という全体からみたら、まだ序盤か中盤で、これからなのかもしれません。
気をつけなくてはいけないのは、動揺して悪手に悪手を重ねないこと。気持ちの切り替えが大事です。
次の一手が、きっと新しい道を切り開いてくれるはず。
碁盤は宇宙。
人生はゲーム。
人生という一局で、
あなたは今日、どんな一手を放ちますか?

春宇実 ちた

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