《春宇実ちた》私たちは、凸凹のままで生きていい ― 足りなさが誰かとつながる理由に
こんにちは。春宇実ちたです。
これまでの時代は、
偏りなく、何でもそつなくこなせる人が
「優れている」とされてきた時代だったように思います。
学校でも、社会でも、
「偏りはよくないこと」
「得意なところは控えめに」
「足りないところは努力して補いなさい」
そんな価値観の中で、多くの人が生きてきました。
自分の強みは主張しすぎないように抑え、
苦手なところは見えないように隠し、
努力で埋めることが正しいとされてきた。
でも、それは本当に
誰にとっても生きやすい世界だったのでしょうか。
良いところを抑え、
できないところを責め続ける生き方は、
知らず知らずのうちに
心をすり減らしてしまった人も
少なくなかったはずです。
本当に、
そんなにも私たちは
「みんな同じ」である必要があったのでしょうか。
もしかするとそれは、
「土の時代」と呼ばれる、
管理や効率、均一さが重んじられた時代に、
都合のよい世界観だったのかもしれません。
そして今、
時代は「風の時代」へと移っています。
これからは「個の時代」と言われますが、
それは
誰よりも優れなければならない、
完璧でなければならない、
という意味ではないように感じています。
得意なところは、無理に抑えなくていい。
その人らしさとして、
自然に伸ばしていけばいい。
足りないところは、
隠したり、恥じたりしなくていい。
それは欠点ではなく、
誰かとつながるための余白なのかもしれません。
私たちは、
一人で完結する存在ではなく、
人と関わりながら生きる前提で
つくられているように思うのです。
凸がある人、凹がある人。
得意なこと、不得意なこと。
それぞれが違うからこそ、
助け合いが生まれ、
思いやりが育つ。
「平たく和する」とは、
一人で頑張って自分を均等に整えることではありません。
凸凹のまま、
人と関わり、補い合いながら、
全体として調和が生まれていくこと。
個が消えるのではなく、
個が生きたまま、
関係性の中で和が広がっていく。
その先に生まれるものを、
私たちは「平和」と呼ぶのではないでしょうか。
一方で、
心の在り方として大切にしたいのが
「中庸」という考え方です。
中庸とは、
自分の感情や考えを押し殺すことでも、
白黒をつけない曖昧さでもありません。
極端に偏らず、
感情に振り回されすぎず、
今の自分を冷静に見つめる、
心のバランスのあり方。
この内側の中庸があるからこそ、
人との違いに過剰に揺さぶられず、
他者とも穏やかに関わることができます。
心が極端に揺れ続けると、
人は疲れ、
世界も険しく見えてしまいます。
だからこそ、
外の世界では凸凹のまま関わり合い、
内なる心では中庸を保つ。
その両輪がそろったとき、
私たちはもっと
やさしく、自由に、
この時代を生きていけるのかもしれません。

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