あまつひ 椿樹

≪あまつひ椿樹≫この世と生きものの“約束ごと”

おはようございます!


数年前から、食料不足になる!
いずれ食料難になるから備蓄を!


という記事や投稿を目にしますよね。
気にされてましたか?


確かに、物価が高騰している。
その背景には、原料が高騰している、
そもそも原料が不足している


でもその不足は何から起きているかを調べると、


・生産したところで利益を見込めない、
むしろ赤字になるから生産をやめる…

・作物を作っていた土地を
大規模なソーラーパネルを設置するために買いとり、
作物が作れない土地になってしまっている…

・戦争の影響で、種や肥料が入ってこない

そんな背景も大きくあるようです。


私も含めてですが、何の生産もしていない、
食べるものを生み出していない人間が、大多数になる。
だけど、消費量は変わらない。
もしくは増えている。


生産 <  消費


そりゃ食料難になりますよね。
これを見たときに、
今やるべきなのは、備蓄よりも、


少しでも自分の家で、プランターでもいいから、
作物を作ることなのではないかな?
それも、持続可能な状態で。


種や肥料を毎回購入して…
なんてやっていたら、それが購入できない場合、
生産できなくなってしまいますもんね。


そしたら、昨日学んだ易経のなかに、
こんな言葉がありました。


『利(り)は義(ぎ)の和なり』 孔子


“利”は、己の利益、左側が(のぎへん)、右側が刀を表しています。
“義”は、人として守る道、思いやり、伐採するという意味だそう。


そして、この2つの漢字の季節は、『秋』。


秋になると、稲が実り、
刈りとって収穫をする。
お米の部分だけいただいたら、
あとの稲は土へ還す。


それが正しい営みであり、変えてはならない法則であることを教えてくれている言葉なのだと。


人間が生きていくためには、
実ったものをいただく=消費
でもそのあとには戻すものがあるんですよね。


動物たちは、木の実や自然界から食べものを食べる。
実だけを食べて、殻や種はおいていったり
植物は自分で動けないけれど
動物が動いたところで用を足すことで、
種を運ぶ役割も担ってる。


必要な栄養を受けとったあとのものは、
土へ還す。


これが循環であって、地球、宇宙の調和なのだなぁと。
そして、きっとこの法則が、
地球、宇宙と生き物のお約束なのでしょうね。


ずっとずっと昔から、
自然の摂理は、SDGsだった。


さぁ、ほったらかしにしてある
プランターを整備しよっかな!


購入してきた土の袋のまま
栽培するやり方もあるみたいですよ^^


消費だけでなく、
“生み出すこと”一緒にやってみませんか?


では、また月曜日。


ごきげんよう。


 椿樹(つばき)

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